タイのお寺(ワット)は、観光名所であると同時に、多くの地元の人にとっては信仰の場であり神聖な空間です。
気持ちよく参拝するためにも、以下のポイントに気をつけましょう。

1. 肌の露出を控えた服装を
- 避けたい服装:ノースリーブ・キャミソール・ショートパンツ・ミニスカート
- 理想的な服装:
- 男性:Tシャツ&ロングパンツ
- 女性:袖ありのトップス&膝が隠れるスカート or ワイドパンツ
- ※寺院によっては入り口で服装チェックがあり、羽織る布(サロン)を貸してくれることもあります
2. 靴は脱いでから堂内へ
- 本堂や仏像のある建物(ウィハーン)に入る際は、必ず靴を脱ぎます。
- 靴置き場にきちんと揃えて置くのがマナーです。
- サンダルでもOKですが、脱ぎやすい靴がおすすめです。
3. 仏像の前では静かに・敬意をもって
- 大声で話したり、笑ったりするのはNG。
- 仏像に向かって足を伸ばしたり、座る位置が仏像より高くなるのも失礼にあたります。
- 写真撮影OKの場所も多いですが、フラッシュやポーズに注意。
- 仏像と一緒に「ふざけたポーズ」で写るのは失礼とされます。
4. 女性は僧侶に触れてはいけません
- タイ仏教では、女性が僧侶の体や衣に触れることは禁じられています。
- お布施などを手渡す場合は、布や皿の上を通すようにしましょう。
5. 寄付やお布施は自由ですが歓迎されます
- 参拝時に小額の寄付(20~100バーツ程度)をすると喜ばれます。
- 「タンブン(功徳を積む)」として善行とされるので、現地の文化を体験する意味でもおすすめ。
6. 写真撮影は場所ごとのルールを確認
- 場所によっては「撮影禁止」のマークがあるので要確認。
- 僧侶や参拝者を無断で撮影するのはNG。
- 撮るときは邪魔にならないよう、一礼してから撮影するのも丁寧な心遣いです。
7. ペット・飲食物・喫煙は持ち込み禁止
- 飲み物片手に歩く、ガムを噛むなども避けた方がよいです。
- ゴミの持ち帰り・分別にも協力を。
🌸 まとめ
タイのお寺では「敬意と感謝」の気持ちが一番大切です。
難しいルールはありませんが、ちょっとした配慮で現地の人々に喜ばれ、旅の満足度もぐっと上がります。
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